
「育児中でも、何か新しいことに挑戦したい」
「将来に役立ちそうな資格が欲しい」
そんな思いを抱えながら、毎日バタバタと子育てに追われていた私。
今回は、2歳の息子を育てながら簿記3級に合格したリアルな体験談を、時間の使い方や勉強法とともにご紹介します。
同じように子育てしながら何かに挑戦したいと思っている方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
資格取得を目指したきっかけは「将来への備え」
私は以前、食品の製造会社で商品開発や生産管理の仕事をしていました。
ですが、時短勤務で復帰後約半年、仕事と育児の両立が難しく心身ともに限界を感じたため退職。
家の近くでパートをしようか、在宅で仕事ができるスキルを身に着けようか…と悩む日々でした。
悩むばかりで、ただ専業主婦として子育てと家事だけの日々を過ごすのはもったいないな。と、何か資格を取りたいと思うようになりました。
数ある資格の中でも、簿記を選んだ理由は、「転職にも、フリーランスにも使える知識だから」です。
経理や事務職での就職にも強いですし、もし将来在宅で仕事をしたいと思ったときにも、簿記の基礎知識はきっと役に立つと思ったからです。
簿記とは?
簿記(ぼき)とは、お金の流れを記録・整理する技術のことです。
企業やお店などの経営活動において、「いつ」「どこで」「いくら使った・もらった」などを帳簿に記録し、収支や財産の状況を正確に把握するために使われます。
たとえば、
- 売上や仕入れの金額
- 家賃や光熱費などの経費
- お給料の支払い
といった日々のお金の出入りをルールに従って記録し、あとから見ても分かりやすくまとめていく――これが簿記の役割です。
簿記3級は、日本商工会議所が主催する簿記検定の最も基礎的なレベルの試験です。
個人事業主や小規模企業の経理業務をイメージした内容で、簿記の基本的な仕組みを理解し、簡単な帳簿の作成や決算処理ができる力を問われます。
なぜ簿記の知識が必要なの?
簿記の知識があると、
- 経理・会計の仕事に就くときに役立つ
- 確定申告や副業・フリーランスでの収支管理にも応用できる
- 数字に強くなり、家計管理にも活かせる
など、日常生活からビジネスまで、さまざまな場面で使えます。
そのため、「転職や在宅ワークのスキルアップに」「まず何か資格を取りたい」という人にとって、簿記3級は特におすすめの入門資格です。
試験の概要(ネット試験の場合)
- 試験方式:CBT(コンピューター試験)
- 試験時間:60分
- 出題形式:3問構成(仕訳、帳簿記入、決算問題など)
- 合格基準:70点以上(100点満点)
- 受験料:3,300円(税込)+会場によっては事務手数料550円(税込)
- 受験方法:全国のテストセンターで随時受験可能(紙の試験も年3回実施)
スマホやパソコンで予約ができ、好きな日時を選んで受けられるネット試験(CBT方式)は、育児や仕事のスケジュールに合わせやすいのが魅力です。
子ども優先の生活の中で、どうやって時間を作った?
当時の私は仕事を退職して無職の状態でしたが、保育園は「求職中」という分類で就業中よりは少し短い時間ではありましたが、継続して預けることができました。
子どもが体調の悪い日はもちろん自宅保育ですが、元気な平日は保育園に預けることができたので、比較的勉強時間を取りやすい環境にいました。
とはいっても、オンラインのWEBスクールに通ったり、ハローワークに通ったり、病院に通ったり。
息子も強い方ではなかったので、一度体調を崩すと1週間は保育園に行けないこともしばしばありました。
そこで私は、「無理せず、平日1〜2時間だけ勉強する」と決めました。
主に勉強していたのは、
- 平日の昼間(1~2時間)
- 夜、寝かしつけたあとの時間(1時間ほど)
昼間に時間が取れなかった日は夜に勉強したりして、コツコツと積み重ねていきました。
そして、約1ヶ月半で試験に挑戦しました。
決して長時間の勉強ではありませんでしたが、「少しでも毎日続けること」を意識しました。
お金をかけずに合格できた!使った教材は「CPAラーニング」
実は、今回の簿記3級合格には、一切お金をかけていません。(受験料を除く)
使ったのは、無料のオンライン教材「CPAラーニング」。
動画講義・練習問題・模擬試験まですべて無料で提供されていて、初心者でも分かりやすい構成になっています。
特に助かったのは、スキマ時間にスマホで勉強できたこと。
YouTube感覚で講義動画を見たり、電子書籍のようにテキストを読めたり、取り組みやすいスタイルでした。
まずはテキストをサラッと読んでから、2週目は練習問題を解きながら読みました。
理解が難しかった単元は動画講義を受け、続いて問題集を全ページ終わらせ、模擬試験に挑戦しました。
仕上げは模擬試験ラッシュ!おすすめの過去問サイト3選
CPAラーニングで一通り勉強した後は、ネットで「簿記3級 ネット試験 過去問」と検索し、出てきたサイトの模擬試験を受けました。
試験時間が60分のため、「1日1試験!」と解いていました。
ネットスクール
弥生カレッジ
いぬぼき

最低でも合格点に到達するまで繰り返し解きました。
CPAラーニングの模擬試験と合わせると19回解いていたので、約1ヶ月半の勉強時間のうち、半月分は延々と模擬試験を受けていた計算になります。

もう余裕で合格点に到達できるという手ごたえを感じてから、受験しました。
試験はネット受験!その場で結果がわかってスッキリ
私が受けたのは、テストセンターでのネット試験(CBT方式)です。
日商簿記3級は、紙の試験とネット試験のどちらかを選べるのですが、私は好きな日時を選べるネット試験を選びました。
インターネット受付だと、申込日より3日目以降(例:10日申込の場合13日以降)の予約が可能なので、受けたいと思ったときに受験できるのがとてもよかったです。
試験当日は緊張しましたが、40分ほどで解き終わり、その場で合否が画面に表示されるので、すぐに結果がわかってとても便利でした。
結果は――無事「合格」!
思わずガッツポーズしてしまうくらい、嬉しい瞬間でした。
「やればできる」と自信になった
この体験を通して強く思ったのは、
「少しずつでも前に進めば結果はついてくる」ということです。
簿記3級という資格は、難しすぎず、でも確実に自分のスキルになるもの。
お金をかけずに勉強できる環境も整っているので、ママの初めての資格取得にもぴったりだと思います。
これからも、自分のペースで学びながら、育児と向き合っていきたいです。
最後に:挑戦したい気持ちを大切に!
「未経験、無知識だから無理」と思っていたら、何も始まらなかったかもしれません。
でも、「やってみようかな」と少しでも思ったその気持ちを大切にして、一歩踏み出せたことが、今の私にとって何よりの財産です。
もしこの記事を読んで、同じように悩んでいるママがいたら、声を大にして伝えたいです。
「あなたにも、きっとできます!」


